2004年12月30〜31日 極寒原付二種ツーリング 2004




 今年も年末恒例の「極寒原付二種ツーリング」の時期に成りました。
 いつの間にか参加人数も増えて、今年は総勢8人8台の参加と成りました。
 良い歳を取ったオヤジ達が小さなバイクに跨り、阿蘇のライダーハウスと温泉を目指してひた走ります。
 見てるほうは、笑いが出て呆れて見てると思いますが、当人達は大変に楽しくやってますので石を投げない
 で下さいね・・・笑

 参加するお馬鹿なメンバーは、以下のメンバーです。
 ススム(カブ100)・キサ君(ミニトレ80)・ズシ(キムコ トップボーイ)・カツミ(TDR80)・トシ(KSR110)・店長(KSR-U)・
 森ちゃん(DAX70)・コージ(KSR-U)

 前回も積雪や路面の凍結なども有り、ハプニング続出の旅でしたが、今回はどうなる事だか・・・!
 期待と不安とが入り混じったこの緊張感が良いですね〜お楽しみに。。。。



 皆からの要望が多かった、原付二種ツーリングを年末の寒い中行う。
 今回は、森ちゃんも行くと言う事で急遽不動車だったDAX70をススムとトシが復活させて参加する。
 また、キサ君もこの時のためにガレージに置いていた、懐かしいミニトレ80で参加するし、店長も参加だ。
 マサやコマサは、仕事の都合で不参加に成った。
 今回参加する8名8台はおのおのに防寒対策の秘密兵器(ハンドルカバーやスクリーン等)を駆使している。
 集合は遅く、10時にススム宅近くのローソン駐車場に成った。
 キサ君・ズシ・僕は、ガレージに9時に集まり集合場所に向かう。相変わらずキサ君は速くて途中で見失う!
 早く着いたのでススム宅に行くと、森ちゃんが上がりこんでコーヒーを飲んでた。
 ズシと僕は先に燃料を入れるため早めに出て燃料を入れて、集合場所に戻るとカツミ&トシを除いて集合していた。
 トシが来るがカツミが来ない・・・?どうも途中でタイヤのエアーが抜けて入れて来た。
 皆が集まり、集合写真を撮って、「さ〜出発・・!」と言う時にススムの携帯にPainBoxより電話が・・・・
 年賀状の写真がスキャン出来ないから「ヘルプ・・・!」だって。
 皆でPaintBoxに寄る。ススムがスキャナと格闘してる間、皆で駄弁って時間を潰す!

 約2時間ばかり出発が遅れたが、再度出発する。準備の遅れた僕を尻目に皆は出て行く。
 表の道路に出ると誰も居ない・・・? 「置いて行かれた!」・・・涙;
 仕方ないので、いつものコースをで遠賀川の土手を走って田川方面に向かう。中間市役所の所でススムから電話
 が掛かって来た。やっと僕を忘れたのに気づいてくれたみたいだ。
 先で合流するが、小降りだった雨が大粒で降り出す。何人かは雨具を着て出発する。
 いつもの様に遠賀川土手沿いを南下して、田川方面に向かい添田に出て「彦山の道の駅」で休憩する。
 流石に雨に濡れると寒く、トイレが近い・・・・・!
 彦山から小石原に抜けず、脇道に入り宝珠山方面に向かう。ここまで来ると雨も止んでいた。
 道が細くなり登りもきつくなるが、皆結構なペースで狭い山道を駆け登って行く。
 前の森ちゃんは、小さなバイクに慣れて無いのとDAXがハンデで遅れだす。
 それにしても、皆は速いペースで全然見えなく成ってしまった。
 焦った森ちゃんはペースを乱し、道は間違えるは、泥濘でしどろもどろ状態で大変だった・・・!
 去年、雪が積もって所に来るが全然雪は無い。休憩し記念撮影・・・パシャ。
 ここから、少し登って下りは、ススム・トシ・キサ君・店長と飛ばして行く。
 第一脱落は、店長で曲がりきれず溝に嵌ったみたい・・・・笑い事でOK!
 でも、ススムはカブのステップを擦るほど攻めてたみたいだ。
 宝珠山から「夜明け橋」には向かわず、いつもの日田IC方面に向い途中で遅い昼食を取る事になった。
 去年と同じ店で昼食を取り、温もって出発する。


 全員集合!!  森ちゃん給油中にパチリ  宝珠山途中にて



 いつも通る道なのだが、やはりチビバイクで走ると道が広く感じる。何処でもアクセル全開状態で山田を抜けて
 R212に出る。ここで1回目の給油を行うために皆GSに入るが、僕と店長はまだ大丈夫なので入らない。
 前で待ってる間に、KSRに着けたバイザーの角度を調整しようと曲げてると「バキッ!」・・・割れた!
 簡単にバイザーが割れてしまった。
 給油の終わった皆を待たすのは悪いので、気を取り直して出発する。
 ニッカウィスキーやロックアイスの横を抜けてファームロードに出るコースを通る。
 小さなバイクにしては結構なペースで走る。
 今回は、道を知らない森ちゃんが居るので、僕は一番後ろを走る。それにしても皆は早い、あっと言う間に見え
 なく成ってしまう。
 ファームロードを走ってると、途中で皆が止まっていた。
 ここは、「R1で飛んだ奴が眠って居る所だ〜!良い奴だったのに」・・・あ、まだ死んでない(笑)ゴメン!
 皆で写真撮影をして、先に進む。


 遅い昼食  ここでR-1は空を飛ぶ!!  ここにぶつかって



 次の休憩は、岳の湯温泉「裕花」に行く。ホントは時間が有ったら入りたい所だが、温泉タマゴをだけでで出発
 する。小国に出ていつものスタンド給油するが、また今年も若い子は違う人の所に・・・・何故だ?
 小国から大観峰方面に向かう。大観峰には上がらず、そのまま内牧に下りてライダーハウスに行く。
 途中、景色の良い所で止まり記念撮影をするが、悪戯好きなキサ君は雪だるまを道路の方に蹴りだしてる・・・笑
 久しぶりのライダーハウスでは、管理人の「じゃけんさん」が出迎えてくれた。
 受付を済ませ、晩御飯を食べに近くの居酒屋へ向かう。(今回もズシは、焼肉を食えず・・・残念!)
 ライダーハウスに戻ると、先に来てた人達は見た事が有る方達ばかりで懐かしい。
 しばらく雑談して、温泉に入り部屋に戻って寝るとする。「おやすみなさ〜い」



 裕花で温泉タマゴ  源泉がそのまま川に  裕花の周り
 雪化粧の阿蘇山  阿蘇山をバックに  悪戯好きの・・君



 朝、気持ち良く目覚めると、外は銀世界・・・外は銀世界・・・外は銀世界・・・僕達はバイク!
 なんと大雪が降ったみたいで道路と屋根・バイクには見事に雪が積もっている。
 いつもの記念撮影をを済ませて朝食を食べて、今日の予定を決める。
 とりあえずは大観峰までの登りだけだろうと言う事で、大観峰に向けて出発をする。
 出発して直ぐに、森ちゃんDAXが不調で走らない。キャブが凍って吹けないみたいだ。
 キャブのニードルまで凍っている、僕のお茶を掛けて解かしてエンジン始動。
 皆の待ってるコンビニまで向かう。


 朝起きると外は!  朝食を買いに行くトシ  雪だらけのマシン!



 それにしてもホントに凄い雪で路面が見えない。サーキットでは抜群のグリップ力を発揮するTT91も役には
 たたず、真っ直ぐに走れない状態だ〜!
 合羽を買おうと思うが、サイズの合うのが無くて断念して出発する。
 内牧〜大観峰に向けてR212を登る事とする。下の方でもかなりの雪だが、路面はそんなに積もって無くて大丈夫
 だ。
 でも、やはり森ちゃんのDAXが遅れだして全然坂を登って行かない。時速10km/hも出ていない。
 カツミと僕が後ろをついて登るが、余りの遅さにカツミのTDRまで調子が悪くなるので先に行かせる。
 ついにDAXはエンジンまで止まってしまった・・・・・!
 エンジンを掛けると取り合えずは掛かっているので、森ちゃんのDAXに僕が乗って登る事にする。
 最初はもたつくが、登りだすと全然問題無く登って行くDAX・・・・何だったんだろう・・?
 どうも回転に伴なったアクセル開度にしてなくて、ただアクセルを開けすぎてたみたいだった。
 快調に登って行くと段々雪が増えて凍結してる。森ちゃんは大丈夫かな〜?と思ってミラーををみると・・
 見事に転倒してた・・・ありゃま〜!(ショックです)
 途中、車もスタックして登れない状態だったのでしばらく止まって待つが誰も来ない。
 少し上がって、路肩で待ってるとカツミとズシが登って来た。先に行かせる。
 登り積めた所で待ってると皆が来た。ここで森ちゃんと交代するする事にする。
 ????KSRのエンジンが止まってる。キャブは見事に凍ってる。・・・やられた!
 プラグもカブッててエンジンが始動しない。キャブも凍ってるのでバラして綺麗にするが掛からない。
 まさか、大雪の中路肩でキャブをバラスとは思いませんでした。
 ススムと店長に残ってもらい、皆に先に下りてもらい、プラグを買って来てもらうことにする。


 凍ったキャブ  路面は見事に凍結  キャブをバラすKSR



 見かねた地元の人が、車で下まで連れて行ってくれる事と成り、車にKSRを乗せる。
 当然、リヤゲートは閉まらず縛るものも無いので手で押さえて固定する。
 流石に地元の人は慣れてるのか、飛ばしまくり何度もKSRを落としそうに成りながら下のスタンドまで連れて
 行って貰う。
 途中、携帯の電話が鳴るが両手は離せず出る事が出来ない。キサ君ともすれ違うけど判らないだろう。
 それにしても、親切な方で凄く助かった。お礼を言ってKSRを下ろし分かれる。
 スタンドでKSRのプラグを交換すると、見事にエンジンが息を吹き返した・・・・良かった。
 ススムと店長も到着して燃料を入れて昼食を取りに出発する。
 途中、殆どの店が閉まって中、1軒の食堂を見つけて入る。やっと温い部屋に入り、上着を脱いで暖を取る。
 ストーブで濡れた服を乾か
 注文を終えて待ってると、店の方から「どんな集まりですか???」と聞かれる。
 雪の中、いいオッサン連中が小さなバイクで走り回ってたら不思議に思うよね〜!
 食事も美味しく、体も温もったので出発する事とする。


 雪とKSR  昼食を食べた食堂前で



 小国方面に下り、杖立温泉や松原ダムの横を通り、そのまま日田の一品街まで出る。
 トイレ休憩してる所、キサ君が気を利かせて森ちゃんのDAXに燃料を入れる為に先に出発するが・・・・
 僕らが出発すると森ちゃんが止まって待っている・・・何で???
 どうもキサ君の考えが森ちゃんに伝わっていなかったみたいだ〜・・・「残念!」
 燃料も入れて小石原に向かう。小石原の道の駅ではやはり雪が多かった。
 停まってる車に道の事を聞くと、彦山方面は行かない方が良いとの事で飯塚方面に向かう事とする。

 でも、その判断が大きな失敗だった・・・・
 小石原の民芸村の方に向かうにつれて、雪が多くなり民芸村の辺りではかなり積もっていた。
 下りに成る所に車が2台立ち往生してる、そこを避けて通るが先は見事に凍結していた。
 恐る恐る下って行くが、轍も凍っていて真っ直ぐに走れない。
 フロントブレーキ無しで、リヤブレーキとエンジンブレーキ&足の活躍でどうにか下りて行く。
 店長はTT91を履いてるにも関わらず、結構なペースで降りて行ってしまう。どうもコケて開き直ったみたい。
 僕は絶対にコケるのは嫌なので慎重に下っていく。
 前でカツミやトシが恐る恐る下って行くが、スタックしている車が邪魔で中々下れない。
 だって、こちらに飛んで来そうで怖い!
 雪が多い所を過ぎて、皆が待ってる所まで行き先を急ぐ。


 取り合えず小石原到着  小石原  小石原



 途中、曲がる所を間違えて止まるが、直ぐに出発する・・・ハズが僕のKSRのエンジンが掛からない!
 皆は気づかず、僕は置いてきぼりにされてしまう・・・泣
 しばらくしてやっとエンジンが掛かり、出発するが皆の姿は無い。(誰も待ってくれない・・冷て〜)
 仕方ないので、一人で飯塚方面に走り200号線を登って北九州に向かう。結構なペースで走ってると、エンジ
 ンの調子も良くなり、気持ちよく飛ばす。でも、プラグは6番だった・・・怖
 直方辺りでトイレ休憩し、ススムに電話してみると、近くで休憩中だった。解散してこちらに来ると言う。
 しばらく、コーヒーでも飲みながら休憩してると、ススムと店長が到着する。
 僕がはぐれたのは判ったけど、「ま、帰れるだろう!」と思ってそのまま走ったみたいだ・・・冷たい!
 休憩も終わり、3号線に出て、店長・ススムと順に別れて帰路につく。

 今回の「極寒ツーリング」はその字の如く、ホントに極寒でした。
 でも、高校生時代に戻った様に楽しく走り回れました。また来年も行う事だろう・・!

 無事に事故も怪我も無くツーリングが終えたのが一番でした。



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